印・モディ首相がウクライナ訪問 “早期の対話”求める ゼレンスキー大統領「インドは役割果たせる」
AI要約
ウクライナ訪問したインドのモディ首相は、和平に貢献する用意があると表明。
ゼレンスキー大統領はインドの影響力を期待し、ロシアへの圧力強化を希望。
モディ首相はロシアとのバランスをとる狙いも持っているとみられる。
ロシアの侵攻後、初めてウクライナを訪問したインドのモディ首相は、ゼレンスキー大統領との会談で「和平に貢献する用意がある」として、早期の対話を求めました。
インドのモディ首相は23日、ウクライナの首都キーウを訪れ、ゼレンスキー大統領と会談しました。
モディ首相は会談で、「この危機から抜け出す方法を見つけるべきだ」としてロシアとの早期の対話を求めたうえで、「和平に向け積極的に貢献する用意がある」と強調しました。
一方、ゼレンスキー大統領は会談後、「インドは大きな影響力を持っていて、その役割を果たすことができる」と述べ、ロシアに対する圧力の強化を望む考えを示しました。
モディ首相は長年の友好国であるロシアのプーチン大統領と先月、会談したばかりで、今回のウクライナ訪問には「ロシア寄り」との批判をかわし、欧米諸国との間でバランスをとる狙いもあるとみられます。
