ロシア、クリミアへのフェリー運航停止 ウクライナの攻撃受け

AI要約

ロシア運輸省は、ウクライナ軍による貨物船攻撃を受け、ロシア南部とクリミア半島間のフェリー運航を一時停止した。

ウクライナ海軍によれば、カフカス港で燃料を積んだタンク30両を運んでいたフェリーが破壊された。

フェリーの火災はインフラへの影響は少なく、クリミアへの貨物輸送は陸路で行われるという。

ロシア、クリミアへのフェリー運航停止 ウクライナの攻撃受け

[モスクワ 23日 ロイター] - ロシア運輸省は23日、南部クラスノダール地方の港で貨物船がウクライナ軍に攻撃されたことを受け、ロシア南部とクリミア半島を結ぶフェリーの運航を停止したと発表した。

ウクライナ海軍はロシアの黒海沿岸最大の港の一つであるカフカス港でフェリーを破壊したと発表した。地元の当局者によると、燃料を積んだタンク30両を運ぶ途中だった。

運輸省は声明で、撤去作業が行われる間、クリミアへのフェリー運航は一時的に停止されていると明らかにした。クリミアへの貨物輸送は陸路が利用可能とした。

ロシア通信(RIA)は、ウクライナ軍の攻撃で発生した火災は港のインフラに「実質的に」影響を及ぼさなかったが、フェリーは半分水没したと伝えた。地元当局はこれまでに船は沈没したと発表していた。