トランプ氏、国境地域を訪れハリス氏の移民政策を批判 「国境問題を抱える国に未来はない」

AI要約

トランプ前大統領がメキシコ国境地域を訪れ、ハリス氏の不法移民政策を批判。不法移民問題を巡る対立が激化。

トランプ前大統領は不法移民を犯罪者とし、ハリス氏を批判。自身が進めた国境政策を称賛。

ハリス氏は不法移民問題へのビジョンを語る中、トランプ氏の批判にさらされる。対立は民主党全国大会でも表面化。

トランプ氏、国境地域を訪れハリス氏の移民政策を批判 「国境問題を抱える国に未来はない」

 アメリカのトランプ前大統領はメキシコとの国境地域を訪問し、ハリス氏の不法移民政策を批判しました。勢いづくハリス陣営に対抗心をたぎらせています。

「彼女は最悪の国境問題担当の副大統領だ」「何百万人もの犯罪者(不法移民)が、入り込んでくる国境は他には存在しない。不法移民の多くは犯罪者、しかも常習犯なのだ」(トランプ前大統領)

 トランプ氏は22日、不法移民が大きな争点となっている西部アリゾナ州のメキシコ国境の街を訪れ、自身が在任中に進めた国境の壁などの政策を自画自賛しました。

 一方、バイデン政権で移民対策を任されているハリス氏について、「私たちの国を世界の犯罪者に解放することを望んでいる」と述べたうえで「国境が解放されて問題を抱えている国に未来はない」と非難しました。

 シカゴで開催されている民主党全国大会の最終日の23日、ハリス氏が未来へのビジョンを語るのを前に対抗した恰好です。(ANNニュース)