米民主党大会 ウォルズ副大統領候補演説へ クリントン氏も登場

AI要約

アメリカ大統領選挙に向けた民主党大会が3日目を迎え、ウォルズ氏が副大統領候補指名受諾演説を行う。オプラ・ウィンフリーさんやクリントン元大統領のスピーチで会場は盛り上がりを見せる。

ハリス氏は中西部出身であるウォルズ氏を選ぶことで、激戦州の支持を得る狙い。ウォルズ氏には全米での知名度が低いため、演説で自らの人柄や政策をアピールすることが注目されている。

米民主党大会 ウォルズ副大統領候補演説へ クリントン氏も登場

アメリカ大統領選挙に向けた民主党大会は3日目を迎え、副大統領候補のウォルズ氏が指名受諾演説に臨みます。会場から報告です。

 

 (小松靖記者報告)

 先ほどまでアメリカの人気司会者、オプラ・ウィンフリーさんのスピーチが行われ、ウォルズ氏が出てくる前に場内のムードは最高潮に達しようとしています。

 きょうは、昨夜のオバマ元大統領に続いてクリントン元大統領が演説し、ハリス氏への支持を訴えました。

クリントン元大統領

「かつて、この大会で栄誉ある指名を受けた男からのメッセージだ。私たちには、私たちを導いてくれる喜びにあふれた大統領、カマラ・ハリスが必要だ」

 この他、歌手のスティービー・ワンダーさんらも登壇し、会場を大いに盛り上げました。

 まもなく登壇するウォルズ氏は現在60歳で、中西部ミネソタ州の知事を務めています。

 ハリス氏としては、中西部出身で白人男性のウォルズ氏を起用することで、選挙戦の勝敗を左右する激戦州の白人労働者の支持を取り込みたいという狙いもあります。

 ウォルズ氏は全米での知名度が高くないだけに、この党大会の演説で、自らの人柄や政策をどこまでアピールできるかが注目されています。