ロシアで人気アプリへのアクセス遮断、DDoS攻撃による障害か

AI要約

ロシアでDDoS攻撃による影響で、テレグラムとワッツアップへのアクセスが遮断された。

攻撃は現在収まり、メッセージングネットワークは正常に機能している。

2022年にロシアで過激派組織に指定された米メタ・プラットフォームズが関連するアプリもロシア国内で禁止されている。

ロシアで人気アプリへのアクセス遮断、DDoS攻撃による障害か

[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアでDDoS(分散型サービス拒否)攻撃による障害のため、対話アプリ「テレグラム」と「ワッツアップ」へのアクセスが遮断された。国営通信監視サービスが明らかにした。

同監視サービスは「この障害はロシアの通信事業者に対するDDoS攻撃に関連している」と発表。ただ、攻撃元については明らかにしなかった。

現在、攻撃は収まっており、メッセージングネットワークは正常に機能しているという。ロシアメディアは、インターネット百科事典「ウィキペディア」やインターネット電話「スカイプ」など他のサイトも影響を受けたと報じた。

「ワッツアップ」の親会社である米メタ・プラットフォームズは、2022年にロシアから「過激派組織」に指定され、メタが運営するフェイスブックや写真共有アプリのインスタグラムなども、ロシア国内での使用が現在禁止されている。