スウィフトさんがトランプ支持? SNSにAIフェイク写真自ら投稿したトランプ氏

AI要約

トランプ前大統領がテイラースウィフトを支持するフェイク写真を掲載し、批判を受けている。

スウィフトは2020年の選挙でバイデンを支持したが、今回の選挙では未だ公式に支持を表明していない。

トランプは選挙キャンペーン中に複数の投稿でフェイク写真を使用し、大統領候補への支持意向を誤解される事態が続いている。

スウィフトさんがトランプ支持? SNSにAIフェイク写真自ら投稿したトランプ氏

米国共和党大統領候補のトランプ前大統領がSNSにポップスターのテイラー・スウィフトさんが自身を支持するフェイク写真を掲載して19日(現地時間)、批判を受けている。

これに先立ち、トランプ氏は18日、自身のSNSであるトゥルース・ソーシャル(Truth Social)にテイラー・スウィフトさんやスウィフトファン(swifties)が自身を支持する写真を掲載して「受諾する」と書いた。

トランプ氏が投稿した4枚の写真のうちいわゆる「アンクル・サム」の募兵ポスターをパロディ化した「テーラーは皆さんがトランプに投票するように願っている」というフレーズが添えられたスウィフトさんの写真は人工知能(AI)が作ったものと米国インターネットメディア「ハフポスト」などが報じた。

スウィフトファンのトランプ氏支持写真も改ざんされているか「風刺」目的だと同メディアなどは伝えた。

米国内で強大なファンダムを誇るスウィフトさんは2020年大統領選挙時はバイデン大統領とハリス副大統領を支持した。しかし今年大統領選挙ではまだ特定候補に対する支持意志を公式に明らかにはしていない状態だ。

今月初めにはインスタグラムアカウントに投稿されたコンサート写真にハリス氏を連想させる影のシルエットが含まれ、民主党大統領候補であるハリス氏に対する支持宣言がもうすぐなのではないかという観測も出てきたが、実はバッグシンガー(back singer)だったというハプニングもあった。

トランプ氏は6月、「在任期間中に作曲家を助けるための法案に署名したが、スウィフトが私を支持しなくて驚いた」と述べたほか、2020年バイデン大統領を支持したことに対しても「理解できない」と発言した。

これに先立ち、トランプ氏は11日にハリス氏がミシガン州の空港に到着した時、支持者が殺到した姿が入った写真を投稿してAIで操作されたと主張することもした。

しかし当時の人波はリアルタイム放送でも中継されたことが確認され、共和党党内でも遊説の人波や人身攻撃ではなく政策に焦点を合わせて選挙運動をするべきだという助言が出てきた。