南アフリカ、3年で7人目の市長 ヨハネスブルク、政争で交代

AI要約

南アフリカの最大都市ヨハネスブルク市議会は新市長を選出し、市民団体からは市政運営に支障が出ていると批判が上がっている。

3年間で7人目の新市長が選ばれ、政党間の合従連衡により市長の交代が頻発している。

新市長には国政での連立与党、アフリカ民族会議(ANC)のモレロ氏が選ばれ、以前にも市長に就任した経験があるが、裁判所の判断により25日で退任を余儀なくされた。

南アフリカ、3年で7人目の市長 ヨハネスブルク、政争で交代

 【ナイロビ共同】南アフリカの最大都市ヨハネスブルク市議会は16日、3年間で7人目となる新市長を選出した。ロイター通信が報じた。議会では近年過半数を保持する政党がなく、各党が合従連衡を繰り返して市長の交代が頻発。市民団体からは「インフラ整備などの市政運営に支障が出ている」と批判の声が上がっている。

 ロイターなどによると、国政での連立与党、アフリカ民族会議(ANC)のモレロ氏が新市長に決まった。同氏は2022年にも市長に就任したが、裁判所が市長交代のプロセスに問題があったと判断し、在職25日での退任を余儀なくされた。