インドネシアの独立記念式典、新首都・ヌサンタラで初開催

AI要約

インドネシアは新しい首都・ヌサンタラで独立記念式典を初開催しました。

首都移転計画が進行中で、今年の式典には1300人が参加しました。

ジャカルタの都市機能の問題やインフラ整備の遅れなど、課題も浮かび上がっています。

インドネシアの独立記念式典が17日、移転予定の新しい首都・ヌサンタラで初めて開かれました。

インドネシアは首都をジャカルタからヌサンタラに2045年までに順次、移転する計画を発表しています。

今年の独立記念式典は日本時間の17日正午からジョコ大統領をはじめプラボウォ次期大統領らが参加し、ヌサンタラで初めて開かれました。

ロイター通信によりますと、当初およそ8000人の参加を予定していましたが、ヌサンタラの宿泊施設が限られているなどインフラが整っていないため、1300人の参加にとどまったということです。

ジャカルタは人口過密で都市機能がパンク寸前であることなどから、首都移転のプロジェクトが進められています。ただ、外国からの投資が伸び悩んでいることや、政府関連施設や道路など多くのインフラの工期が遅れているなど、課題が浮き彫りになっています。