インドネシア新首都で記念式典 「ヌサンタラ」継承アピール

AI要約

インドネシアの独立79年を祝う記念式典が新首都「ヌサンタラ」で開かれ、ジョコ大統領も出席。首都移転の目玉事業である。

式典では伝説の鳥「ガルーダ」を模した新大統領府が背景となり、ジョコ氏が国旗を引き渡すなどのセレモニーが行われた。

同時にジャカルタでも式典が行われ、ジョコ氏の長男である次期副大統領のギブラン氏も出席した。

 【セパク共同】インドネシアの独立79年を祝う記念式典が17日、カリマンタン島(ボルネオ島)東部で建設中の新首都「ヌサンタラ」で初めて開かれた。ジャカルタからの首都移転は、10月に退任するジョコ大統領の目玉事業。ジョコ氏は、次期大統領のプラボウォ国防相と出席し、移転事業の継承をアピールした。

 式典は、国章に描かれている伝説の鳥「ガルーダ」を模した新大統領府を背景に開催。ジョコ氏はカリマンタン島の伝統衣装をまとい、ジャカルタから運ばれた国旗を引き渡した。式典はジャカルタでも同時開催され、ジョコ氏の長男で次期副大統領のギブラン氏らが出席した。