ヘンリー王子夫妻、コロンビア訪問 差別やネット中傷撲滅目的

AI要約

ヘンリー王子とメーガン妃がコロンビアを訪れ、差別やサイバーハラスメントの撲滅を目指すイベントに参加する。

黒人女性副大統領の招待を受け、ネットいじめや差別に対処するプログラムに参加し、女性や若者と面会する。

首都ボゴタでフォーラムに出席し、18世紀の逃亡奴隷の集落を訪問する予定。

ヘンリー王子夫妻、コロンビア訪問 差別やネット中傷撲滅目的

【AFP=時事】英国のヘンリー王子(Prince Harry)と妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)が15日、差別やサイバーハラスメント(ネット上での嫌がらせ)撲滅を目的とした一連のイベントに参加するため、南米コロンビアに到着した。同国のフランシア・マルケス(Francia Marquez)副大統領の招待を受けた。

 コロンビア初の黒人女性副大統領であるマルケス氏は、記者会見で「全人類にとっての関心事であるネットいじめやインターネット空間での暴力、差別を可視化し、対処する」ことを目的としたプログラムに参加する中で、夫妻は女性や若者と面会すると述べた。

 首都ボゴタでは「責任あるデジタルの未来」をテーマにした大学でのフォーラムに出席。その後、カリブ海沿岸のカルタヘナ(Cartagena)に移動する。報道によると、18世紀に逃亡奴隷によって開かれた集落サンバシリオデパレンケ(San Basilio de Palenque)を訪問する予定。

 黒人の母親と白人の父親を持つメーガン妃は、過去に差別の対象となったことを明らかにしている。【翻訳編集】 AFPBB News