猛暑の中マスク、診断キット品薄…韓国・新型コロナ再流行で「3年前に戻る?」

AI要約

韓国で新型コロナウイルスの再流行が進み、市民の間で再びマスクを着用する動きが広がっている。

感染による支障を恐れ、大学生や会社員たちがマスクを着用しているケースが増加。

専門家は変異株の重症度が高くないため、社会的対策より医療的対応が重要との見解。政府は再流行ピークを警戒。

猛暑の中マスク、診断キット品薄…韓国・新型コロナ再流行で「3年前に戻る?」

【08月16日 KOREA WAVE】韓国で新型コロナウイルスの再流行が進み、市民の間で再びマスクを着用する動きが広がっている。

大学生や会社員たちが、感染によってアルバイトや休暇に支障が出ることを恐れ、マスクを着けているケースが多い。薬局では新型コロナの診断キットの需要も高まっている。

8月初旬のコロナ入院患者数は861人で、4週間前と比べて約5.8倍に増加した。しかし、専門家は現在の変異株は、重症度が高くないため、大規模な社会的対策は必要ないとし、医療的な対応で十分だとしている。ただ、再流行はしばらく続く可能性があり、今後の感染拡大を警戒している。

政府は8月下旬に再流行がピークに達する可能性があるとみて、医療体制を維持しつつ状況を注視している。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News