ロシア裁判所、米国人男性に行政拘留15日 警官を襲った罪

AI要約

ロシアのモスクワで米国人男性が警官を襲い、15日間の行政拘留を言い渡される。

男性は攻撃的な行動を取り、警官に暴力行為を働いたと報じられる。

米ロ間の囚人交換や米国人教師の懲役など様々な事件が報じられている。

ロシア裁判所、米国人男性に行政拘留15日 警官を襲った罪

(CNN) ロシアの首都モスクワの裁判所で14日、米国人男性が警官を襲い治安を乱したとして、15日間の行政拘留を言い渡された。

市裁判所がSNS「テレグラム」の公式アカウント上で発表した。

これに先立ち、ロシア国営タス通信は、モスクワ市内のホテルに滞在する外国人が治安を乱す行為で警察に拘束されたと伝えていた。

タス通信が裁判所の発表として伝えたところによると、男性は攻撃的な行動を取り、下品な言葉で悪態をつき、拘束後の取り調べ中に女性警官を殴りつけたという。

同通信によれば、男性はさらに公務員に暴力を振るった罪にも問われていて、最大5年の禁錮刑を科される可能性がある。

米国務省の報道官は14日の記者会見でこの件について質問を受け、情報収集に努めていると述べた。

米ロ間では今月初め、大規模な囚人交換が実現した。しかしロシアには今も、大麻所持で懲役14年を言い渡された教師ら数人の米国人が収監されている。

タス通信はまた、2月に国家反逆容疑で逮捕された米ロ二重国籍の女性(33)が、裁判で有罪を認めたと報じた。女性はウクライナ支援団体への資金援助を理由に、祖父母を訪ねたスベルドロフスク州エカテリンブルクで拘束されていた。