ミャンマーで拘束の日本人駐在員が解放され帰国 コメ販売価格巡り有罪判決受け

AI要約

イオングループの日本人駐在員がミャンマーでコメを定められた価格よりも高く販売した容疑で有罪判決を受けたが、解放されて帰国した。

現地法人幹部の笠松洋さんは、帰国後も健康状態に問題はないと報告された。

イオングループは今後も各国でのコンプライアンス遵守に取り組む姿勢を示している。

ミャンマーでコメを定められた価格よりも高く販売したとして有罪判決を受けたイオングループの日本人駐在員の男性が解放され、今朝、帰国しました。

イオングループの現地法人幹部、笠松洋さん(53)は、13日にミャンマーを出国し、14日の午前7時すぎに羽田空港に到着しました。健康状態に問題はないということです。

笠松さんは、軍が定めた統制価格よりも高くコメを販売したとして6月に拘束され、12日に、禁錮1年の有罪判決を言い渡されましたが、国軍側はその日のうちに笠松さんの解放を発表していました。

小売り大手のイオンは当初「米の統制価格の通達を知り得なかった」としつつ、今後も各国でコンプライアンスの遵守を徹底するとコメントしました。