トルコのインスタ遮断措置解除、米メタが歓迎表明 対話は継続へ
AI要約
トルコはメタ・プラットフォームズの画像共有アプリ「インスタグラム」へのアクセスを再開し、メタはポリシー違反のコンテンツに対する対話を続けると発表。
メタはポリシーを変更せず、トルコ政府との協力によってポリシー違反のコンテンツの正確性を見直すことに同意。トルコの政治家の投稿にはニュース価値基準を適用。
トルコのインスタグラム利用者は５７００万人を超え、世界５位に位置している。
[イスタンブール １３日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは１３日、トルコが同社の画像共有アプリ「インスタグラム」へのアクセスを再開したことを歓迎するとともに、自社のポリシーに違反するコンテンツやアカウントについてトルコ当局と対話を続けると明らかにした。
トルコは１０日、メタがトルコ政府の懸念に対処するため協力することに同意したとして、インスタへのアクセス遮断措置を解除した。
イスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者暗殺を巡り、インスタは哀悼の意を表する投稿を削除する決定を下した。これをトルコ大統領府の高官が非難し、２日に同アプリへのアクセスがブロックされていた。
メタによると、同社はポリシーを変更していないが、ハニヤ氏の死後数日間にトルコで行われたポリシー違反のコンテンツやアカウントに関する措置の正確性を見直すことに同意。トルコの政治家が投稿したコンテンツに対してはニュース価値基準を適用するという。
メタはニュース価値がある場合や公共の利益になる場合には、ポリシー違反のコンテンツを表示することを認めている。
データプラットフォームのＳｔａｔｉｓｔａによると、トルコのインスタグラム利用者は５７００万人を超え、インド、米国、ブラジル、インドネシアに次いで世界５位。
