中国初の大型ミサイル追跡艦が竣工 全長255メートルの「瞭望1号」

AI要約

中国初の大型海上早期警戒艦「瞭望1号」の装備がほぼ搭載され、上海市長興島に停泊していることが判明。

就航すれば、海上で米軍などの動向を監視・追跡する大きな「目」となる。

瞭望1号は全長255メートル、全幅27.2メートルで、海上サイズとしては巨大であり、ステルス戦闘機や極超音速ミサイルを監視・追尾できる能力を持っている。

 【上海時事】中国メディアが13日までに伝えたところによると、ステルス戦闘機や極超音速ミサイルを監視・追尾できる中国初の大型海上早期警戒艦「瞭望1号」が装備をほぼ搭載した姿で上海市長興島の江南造船所のドックに停泊している様子がこのほど捕捉された。

 就航すれば、海上で米軍などの動向を監視・追跡する大きな「目」となる。

 瞭望1号は全長255メートル、全幅27.2メートルで、満載排水量は3万トン超。巨大なサッカーボールのようなレーダー6基を搭載する。船体後部にも高速で移動するステルス戦闘機やミサイルを探知・追尾できるアクティブ電子走査アレイレーダー2基が取り付けられている。弾道ミサイルを発射から着弾まで切れ目なく監視できるという。