トランプ氏、マスク氏とXで対談 親密アピール、ハリス氏批判で同調

AI要約

トランプ前米大統領とイーロン・マスク氏が対談し、Xで生放送を行った。2人は大統領選や移民問題などを議論し、親密さを印象づけた。

対談は40分遅れるトラブルに見舞われるも、マスク氏がDDoS攻撃を受けたことを明かした。

トランプ氏はハリス副大統領を批判し、マスク氏も同調。環境問題には触れなかった。

トランプ氏、マスク氏とXで対談 親密アピール、ハリス氏批判で同調

 トランプ前米大統領が12日、イーロン・マスク氏と対談し、X(旧ツイッター)で生放送した。起業家でXを所有するマスク氏は、大統領選でトランプ氏を支持すると表明している。大統領選で争うハリス副大統領を批判するトランプ氏にマスク氏も同調し、対談は2人の親密さを印象づけるものとなった。2時間以上、移民問題や規制緩和などを議論した。

 対談は、予定時間から約40分遅れるトラブルに見舞われた。マスク氏は直前の投稿で「(大量のデータを送りつける)大規模なDDoS攻撃を受けているようだ」と説明した。

 対談冒頭、マスク氏はトランプ氏への銃撃事件に触れ「あなたは尻込みせず拳を突き上げた。とても(人々を)奮い立たせる行動だった」と称賛。トランプ氏は「あれは奇跡だった」と応じた。

 移民問題ではトランプ氏が「かつて見たこともない水準で、殺人者たちが我々の国に来ている」「カマラは3年半何をしていたのか」とハリス氏を批判し、マスク氏も「米国の存続にかかわる問題だ」と同調した。

■環境問題には触れず