マドゥロ氏退陣と引き換えの恩赦、米は提案せず=ホワイトハウス

AI要約

米ホワイトハウスは、バイデン政権がベネズエラのマドゥロ大統領に対し恩赦を提案していないことを明らかにした。

ベネズエラの大統領選でのマドゥロ氏の勝利宣言に詳細な投票結果が示されていない状況が続いている。

報道によると、マドゥロ氏に対して恩赦を与える提案が米国との間で協議されていたが、ホワイトハウスはそのような提案はしていないと主張している。

マドゥロ氏退陣と引き換えの恩赦、米は提案せず=ホワイトハウス

[ワシントン 12日 ロイター] - 米ホワイトハウスは12日、バイデン政権は南米ベネズエラのマドゥロ大統領に対し、7月28日の大統領選後、権力を放棄する代わりに米国での刑事訴追から保護する恩赦を提案してはいないと説明した。

ベネズエラの選挙管理当局は、マドゥロ氏が51%の得票率で勝利したと宣言したが、詳細な投票結果は発表していない。

11日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、マドゥロ氏が権力を放棄する代わりに恩赦を与えると米国が秘密協議で申し出たと報じた。

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は12日のブリーフィングで「大統領選以来、マドゥロ大統領や他の人物に対して具体的な恩赦の申し出はしていない。私が言えるのは、大統領選以後われわれがそうした提案をしていないということだ」と述べた。