鉄橋の上でウエディング写真を撮影して列車を遅延させた予備夫婦=マレーシア​

AI要約

マレーシアの予備夫婦が鉄橋の上でウェディング写真を撮影し、列車の運行を遅延させ批判を浴びている。

映像がSNSを通じて拡散し、礼服を着た男女が列車が近づいても横に移動する様子が撮影された。

現地では二人に対する批判が相次ぎ、マレーシア鉄道当局も撮影が法的に禁止されており、罰金が科せられる旨を明らかにした。

鉄橋の上でウエディング写真を撮影して列車を遅延させた予備夫婦=マレーシア​

マレーシアのある予備夫婦が鉄橋の上でウェディング写真を撮影して列車の運行を遅延させて批判を浴びている。 

​12日(韓国時間)、マレーシア現地メディアによると、最近マレーシアのケランタン州タナメラにあるギリマルド橋で撮られた映像がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて拡大した。

​映像を見ると、白い礼服を着た男女が橋を抜けている。このような状況で二人の後ろでは列車が警告音を出してゆっくりと後に続いた。

​ウェディング撮影のカメラマンとみられる男性は、カメラを持って先に慌てて走っている。一方、結婚式の礼服を着てついてくる男女は、列車が近づいてくるにもかかわらず、ゆっくりと抜け出して横に移動した。

​映像が公開されると、現地では二人を批判する声が殺到した。礼服を着た男女がゆっくりと移動するのを見ては「こんなに危険な状況なのに、カップルは何もなかったように歩いている」という指摘だ。

​マレーシア鉄道当局(KTMB)は「該当列車は二人が安全に鉄路を抜け出せるよう速度を遅らせたため、運行が遅れた」として「鉄路上では撮影が法的に全面禁止されている。交通法第126条に基づき、このような行為は500リンギット(約1万6000円)の罰金が科せられる」と明らかにした。