【自転車】ブノワTDが、母国開催での判定に怒り「理不尽な審判を出すな」男子ケイリン

AI要約

東京大会から日本を指導してきたブノワTDが、審判レベルの低さに激怒した。

日本勢は判定に泣かされてきた。太田海也の失格に繰り上がったサロム(マレーシア)と中野慎詞が接触し、落車。

ブノワTDは国際自転車連合(UCI)に報告書を提出し、理不尽な審判を訴えた。

【自転車】ブノワTDが、母国開催での判定に怒り「理不尽な審判を出すな」男子ケイリン

<パリオリンピック(五輪):自転車/トラック>◇11日◇男子ケイリン準決勝、決勝◇サンカンタンアンイブリーヌ・ベロドローム

 【パリ11日=木下淳】東京大会から日本を指導してきたブノワTDが、審判レベルの低さに激怒した。

 今回、日本勢は判定に泣かされてきた。この日も準決勝での太田海也の失格とされ、このために繰り上がったサロム(マレーシア)と中野慎詞が最終4コーナーで接触し、落車。「レベル的にはあっと50メートルでメダルが取れていた。マレーシアのせい。もう少しでした。マレーシアが乗るべきじゃなかった」。そして「もちろん、結果は変わらない」としながらも、他国のコーチ陣とともに、国際自転車連合(UCI)に報告書を出すことを明言した。

 「将来的に理不尽な審判を絶対に出さないように。平等で理解のある審判を出してほしい。オリンピックなのに受け入れられない」と、母国フランス開催での判定に怒り心頭だった。