イラン、週内にもイスラエル攻撃の可能性 米高官

AI要約

米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は、イランが週内にもイスラエルに「大規模な」攻撃を仕掛ける可能性があると警告。

イスラエルとの連携を強化し、イランとヒズボラの報復に備えていることが述べられている。

ハマスやヒズボラの指導者の暗殺を受け、緊張が高まる中での情勢について国際的な注目が集まっている。

イラン、週内にもイスラエル攻撃の可能性 米高官

【AFP=時事】米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー(John Kirby)戦略広報調整官は12日、記者団に対し、イランが週内にもイスラエルに「大規模な」攻撃を仕掛ける可能性があるとの認識を示した。

 カービー氏は「われわれは一連の大規模攻撃に備えなければならない」とし、「イスラエル側とは懸念と見通しを共有している。タイミングは今週かもしれない」述べた。

 イスラム組織ハマス(Hamas)の政治的指導者イスマイル・ハニヤ(Ismail Haniyeh)氏とレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)の最高幹部ファウド・シュクル(Fuad Shukr)司令官が先月暗殺されたのを受け、イランとヒズボラは報復を宣言している。

 米国はイスラエルの防衛を支援するため、空母打撃群と誘導ミサイル潜水艦を中東に派遣している。【翻訳編集】 AFPBB News