ギリシャで山火事相次ぐ アテネ近郊まで火の手迫り、数千人に避難指示

AI要約

ギリシャで山火事が相次ぎ、アテネ近郊にも火の手が迫る状況となっている。数千人に避難指示が出されている。

10日から火災が広がり、11日にはアテネ近郊のバルナバス村だけで約100平方キロメートルが焼けたと報じられている。

6月と7月は史上最も暑く、乾燥が続いたことで火災が頻発しており、気候変動が影響している可能性が指摘されている。

山火事が相次いでいるギリシャで首都アテネの近郊にまで火の手が迫り、数千人に避難指示が出ています。

地元メディアなどによりますと、ギリシャでは10日午後から山火事が相次いで発生していて、アテネ近郊のバルナバス村では11日の午後だけでおよそ100平方キロメートルが焼けたということです。

首都のアテネ近郊にも火の手が迫ったため、当局は11日、数千人に避難指示を出しました。

ギリシャは記録史上もっとも暑い6月と7月だったということで、ロイター通信は専門家の話として、気候変動がもたらした異常な高温と乾燥によって火災の頻度と激しさが増していると伝えています。