【韓国】新型コロナ感染が再拡大、入院患者も急増

AI要約

韓国で新型コロナウイルス感染者数が増加している。入院患者数は5.8倍増加し、新型コロナウイルスの検出率も急上昇している。

8月末まで感染が拡大すると予測されており、夏場にも新型コロナが流行する可能性がある。

 韓国で、新型コロナウイルス感染者数が再び増加している。韓国疾病管理庁が国内220病院を対象にした標本調査で、入院患者数は2024年7月第2週の148人から8月第1週には861人と5.8倍に増えた。

 入院患者数は24年2月第1週(875人)から減少傾向にあったが7月から急速に増加している。呼吸器ウイルスの病原体標本調査でも、新型コロナウイルスの検出率は7月第2週の13.6%から8月第1週には39.2%に上昇。このうちオミクロン株から派生した変異株「KP.3」が7月時点で45.5%を占めた。

 ■8月末まで感染拡大か

 インフルエンザなどウイルス性呼吸器感染症の多くは冬に流行するが、新型コロナは夏場にも流行するとして、疾病管理庁は8月末までは感染者が増えると予測している。