トランプ陣営にハッキング イラン関与の見方 米大統領選

AI要約

共和党の大統領候補トランプ前大統領の陣営がハッキング被害を受けたことを明らかにし、イランの関与を示唆しつつも直接的な証拠は示していない。

ハッキングされた文書には副大統領候補の選出に関する情報が含まれており、文書は政治専門紙ポリティコにメールで送信された。

陣営は文書が外国の情報源から違法に入手されたと指摘し、イランのハッカーが過去に米大統領選候補のアカウントに侵入を試みた報告書を引用している。

 【ワシントン時事】米メディアによると、共和党の大統領候補トランプ前大統領(78)の陣営は10日、内部の通信の一部がハッキングされたと明らかにした。

 陣営はイランの関与を示唆したが、直接的な証拠は示していない。

 ハッキングされた文書の中には副大統領候補のバンス上院議員を選出した審査に関するものが含まれていた。この文書はハッカーから政治専門紙ポリティコにメールで送信されていたという。

 陣営は文書が「米国に敵対する外国の情報源から違法に入手されたものだ」と指摘。その上で、イランのハッカーが今年6月、米大統領選候補の陣営幹部のアカウントに侵入を試みたとするマイクロソフトの報告書に言及した。