韓国国会議長と駐韓日本大使の会談 日本側の要請で延期
AI要約
韓国の禹元植国会議長と日本の水嶋光一駐韓大使の会談が8日に延期された。
会談延期は、禹氏が日本との交渉内容を公開し、交渉を非難する声明を出したことが影響しているとされる。
韓国国会は、日本政府に佐渡島の金山の世界文化遺産登録撤回とユネスコ勧告の履行を要求する決議案を全会一致で可決した。
【ソウル聯合ニュース】13日に予定されていた韓国の禹元植（ウ・ウォンシク）国会議長と日本の水嶋光一駐韓大使の会談が延期されたことが8日、関係者の話で分かった。
在韓日本大使館が前日、日程上の理由で延期を要請したという。
政界関係者の間では、新潟県の「佐渡島の金山」の世界文化遺産への登録を巡る韓日の交渉を巡り、禹氏が「政府が登録を容認したのは非常に間違ったこと」とし、日本との交渉内容を公開するよう求める声明を発表したことなどが影響したとの見方が出ている。
また韓国国会は7月25日の本会議で、日本政府に対し、佐渡島の金山の世界文化遺産登録推進の撤回と、世界文化遺産に登録済みの「明治日本の産業革命遺産」（長崎など8県）を巡る国連教育科学文化機関（ユネスコ）勧告の履行を要求する決議案を採択した。決議案は出席議員225人全員が賛成して可決された。
