「弁解の余地ない」BTS・SUGAさんが“飲酒運転”疑いで免許取り消しに…ソウル市内にはレンタル自転車の“暴走族”出現

AI要約

韓国の音楽グループBTSのメンバーSUGAが飲酒運転で免許取り消し処分を受けた。

暴走する暴走族の存在や危険な行為が問題視されている。

地元警察はSNSなどを監視し、取り締まりを強化する方針。

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「弁解の余地ない」BTS・SUGAさんが“飲酒運転”疑いで免許取り消しに…ソウル市内にはレンタル自転車の“暴走族”出現

世界的な人気を誇る韓国の音楽グループ「BTS」のメンバーが、飲酒運転の疑いで免許取り消し処分を受けたことがわかった。

免許取り消しの処分を受けたのは、メンバーのSUGA(シュガ)さん(31)。

SUGAさんは、6日夜、ソウル市内で酒を飲んだ状態で電動キックボードを運転して転倒。自宅の前で、ひとり倒れていたころを発見された。

SUGAさんは、道路交通法違反の疑いで免許取り消し処分を受けたという。

この事態を受け、SUGAさんは飲酒の事実を認めて謝罪した。

「私は昨夜食事の席でお酒を飲んだ後、電動キックボードに乗って帰宅しました。弁解の余地のない私の責任なので、皆さまに頭を下げておわび申し上げます」

ソウル市内では今、レンタルの電動キックボードや自転車で乱暴な運転を繰り返す“タルンイ暴走連合”なる暴走族が出現し、問題になっている。

“タルンイ暴走連合”なる暴走族のSNSには、危険な暴走行為を撮影した動画があふれ返っている。

夜の繁華街を歩く人たちの横を、猛スピードで走り抜ける電動キックボード。

別の動画では、自転車に乗った人物が前から来た歩行者とあわや衝突。

歩行者がギリギリのところで自転車に気づいて避けたため、衝突は免れた。

彼らの暴走行為に使われた自転車は、ソウル市が運営しているレンタルステーションから借りられたものだ。市民や観光客が気軽に利用できるレンタル自転車が、暴走行為に悪用される事態になっている。

暴走するのは夜だけではない。

昼間の明るい時間帯にも、歩行者の横を猛スピードで走り抜けるなど、大事故につながりかねない危険な行為がいくつも投稿されていた。

投稿動画には、電動キックボードでの2人乗りや、パトカーによる追跡を楽しむかのような様子が音声とともに記録されていた。

「撮影しろ!撮影しろ!よっしゃー!」

さらには、ショッピングモール内を笑いながら電動キックボードで走るなど、やりたい放題。

「床にタイヤのあとが残ったぞ!やべーぞ!」

ソウル市民からは、「危ないし、不安で出かけらない」「非常に怖いし、市民を不安にさせる行為だと思う」「政府がこのようなことが発生しないようにすべきだと思う」といった不安の声が上がっている。

地元警察はSNSなどを注視し、取り締まりを強化する方針だ。

(「イット!」 8月7日放送より)