トランプ氏の暗殺計画か イランと「密接」パキスタン人訴追 米

AI要約

米司法省は、パキスタン国籍のアシフ・マーチャント容疑者を政治家や政府高官の暗殺を企てたとして訴追した。

マーチャント容疑者はイランとの関係が深く、米国に入国後に暗殺を依頼し5000ドルを支払ったが、逮捕された。

トランプ前大統領が標的の1人だった可能性があるとされている。

 【ニューヨーク時事】米司法省は6日、米国の政治家や政府高官の暗殺を企てたとして、パキスタン国籍のアシフ・マーチャント容疑者(46)を刑事訴追したと発表した。

 CNNテレビは、米当局者の話として、トランプ前大統領が標的の1人だったとみられていると伝えた。

 発表によると、マーチャント容疑者は米国に敵対するイランと「密接な関係」を持ち、4月ごろに米国に入国。その後「殺し屋」に接触して暗殺を依頼し、前金5000ドル(約72万円)を支払ったとされる。実際には「殺し屋」は覆面捜査官で、同容疑者は7月、出国直前に逮捕された。