政府高官らの暗殺計画か イランとの関係疑い…パキスタン人の男を訴追 アメリカ

AI要約

アメリカ司法省は6日、イランとの関係が疑われるパキスタン人の男が政府高官らの暗殺を計画し、アメリカから出国する直前に逮捕されたことを発表しました。

男はニューヨークで暗殺計画を説明する際に「殺し屋」に接触しましたが、実はおとり捜査官だったため、計画は未遂に終わりました。

具体的な標的は明らかにされていませんが、男が元大統領トランプを含む政治家を狙っていた可能性があると報じられています。

アメリカ司法省は6日、政府高官らの暗殺を計画したとして、イランとのつながりが疑われるパキスタン人の男を訴追しました。

アメリカの司法省は6日、政府高官や政治家の暗殺を計画したとして、イランとの関係が疑われる46歳のパキスタン人の男を訴追したと発表しました。

男は今年6月、ニューヨークで「殺し屋」に接触し、暗殺計画を説明しましたが、「殺し屋」はおとり捜査官だったため、暗殺計画は事前に阻止されました。

男は7月、アメリカから出国する直前に逮捕されたということです。

具体的な標的は明らかになってはいませんが、AP通信は男がトランプ前大統領などを対象にしたと考えられると報じています。

FBI=アメリカ連邦捜査局のレイ長官は声明で、「この計画は、イランと密接な関係を持つパキスタン人によって企てられたもので、イランの手口そのものである」と述べています。