拉致解決求めるデジタル広告、都心4駅に 横田さん夫妻の支援団体

AI要約

拉致被害者・横田めぐみさんの両親の支援団体「あさがおの会」が拉致問題の早期解決を訴える意見広告の放映を始めた。

映像は15秒で、めぐみさんの家族と幸せな時の写真が映し出されており、めぐみに会わせることを訴えている。

広告はJR東京、新宿、池袋、横浜の4駅構内で放映され、9月1日まで続く。

拉致解決求めるデジタル広告、都心4駅に 横田さん夫妻の支援団体

 拉致被害者・横田めぐみさんの両親の支援団体「あさがおの会」(川崎市)が、拉致問題の早期解決を訴える意見広告の放映を始めた。JR東京、新宿、池袋、横浜の4駅構内のデジタルサイネージ(電子看板)で、午前5時から午前0時まで他の広告映像と組み合わせて6分おきに繰り返し放映される。

 映像は15秒。小学生だっためぐみさんが1972年ごろ、家族旅行中に父・滋さん(2020年死去)や弟たちと笑顔で写った写真と、母・早紀江さん(88)が2006年に米議会で拉致問題解決を訴えた時の写真の2枚が映し出され、「私たちはかつての幸せだった家族の姿を取り戻したいだけなのです。命あるうちにめぐみに会わせてください」と字幕がつく。

 駅構内での広告は9月1日まで。映像左上のQRコードから「あさがおの会」のサイトも見られる。