北朝鮮が拉致問題で立場変更の可能性 脱北者が指摘

AI要約

元北朝鮮外交官が日本人拉致問題について北朝鮮の立場変化の可能性を指摘

金正恩総書記が日本との首脳会談を目指す意向を示唆

北朝鮮はアメリカ大統領再選時に核交渉の新たな戦略を検討

去年11月に脱北した北朝鮮の元外交官が日本人の拉致問題をめぐり北朝鮮が立場を変える可能性があると指摘しました。

キューバの北朝鮮大使館元参事官で去年11月に韓国に亡命したリ・イルギュ氏はロイター通信のインタビューで、北朝鮮は今後の最優先課題にロシア、アメリカ、日本との外交を挙げていると述べました。

金正恩総書記は岸田総理との首脳会談を目指し、経済援助の見返りに「拉致問題は解決済み」とする従来の立場を変える可能性があるとの見方を示しています。

また、アメリカ大統領にトランプ氏が再選した場合に核交渉を再開させるため新たな交渉戦略を練っているとも指摘しています。