ウクライナ外相がアフリカ3カ国歴訪、対ロシアで支持取り付けへ

AI要約

ウクライナ外相がアフリカ3カ国を訪問し、ロシアとの戦争での支持を呼びかける。

アフリカ諸国はウクライナ平和サミットでロシア支持に慎重な姿勢を示し、エネルギーや食料調達で重要な存在。

クレバ外相は穀物供給や再建プロジェクトに関する協力を訪問中に提案。

ウクライナ外相がアフリカ3カ国歴訪、対ロシアで支持取り付けへ

[キーウ 4日 ロイター] - ウクライナのクレバ外相は、ロシアとの戦争におけるウクライナへの支持を集めるため、今週アフリカ3カ国を歴訪する。外務省が4日明らかにした。

ここ2年間で4回目のアフリカ外遊で、4─8日にマラウイ、ザンビア、モーリシャスを訪問する。

6月にスイスで開かれた「ウクライナ平和サミット」にはアフリカ諸国が多数出席したものの、孤立させようとする西側諸国の取り組みに加わることには消極的な姿勢を示した。ロシアはアフリカ諸国にとってエネルギーや食料などの重要な調達先だ。

外務省によると、クレバ氏は今回の訪問中、ウクライナ産の穀物をアフリカ地域へ供給すること、ウクライナ再建へのアフリカ企業参加についても話し合う。