ガザ市の学校に空爆 子どもら１７人死亡、６３人負傷
AI要約
ガザ市でイスラエル軍の空爆により学校の建物で17人の子どもらが死亡し、63人以上が死傷した。
避難所として使われていた2つの学校が標的となり、攻撃後にさらなるミサイル攻撃が行われた。
遺体や負傷者が現場に散乱し、過去の攻撃で4万人近くが死亡、9万人以上が負傷している。
（ＣＮＮ） パレスチナ自治区ガザ地区北部のガザ市で学校の建物２棟にイスラエル軍の空爆があり、子どもら１７人が死亡、少なくとも６３人が死亡した。ガザ文民保護当局の報道官が３日に発表した。
文民保護当局の報道担当者によると、標的となった二つの学校は隣り合い、校庭を共有している。両校とも住民の避難所として使われていた。
最初の攻撃の後、間を置かずにミサイル３発が撃ち込まれた。同担当者によると、突然の攻撃で多数の死傷者が出た後、救出作業中にイスラエル軍から次の攻撃の予告があったという。
当局が発表した死者の名簿によると、子どもが大半を占め、少なくとも３人が女性だった。現場では救出作業が続いていて、最終的な死者数はまだ確認されていない。
ＣＮＮが入手した現場の映像には、住民らの遺体や負傷した子どもたちが映っている。
ガザ保健省によると、昨年１０月以降のイスラエル軍の攻撃で、これまでにパレスチナ人４万人近くが死亡、９万人あまりが負傷した。国連によると、ガザのほぼ全人口に当たる約２００万人が避難を強いられている。
