【バングラデシュ】みらいコンサル、ダッカに現法設立

AI要約

みらいコンサルティンググループはバングラデシュに現地法人を設立し、軽工業を中心に日系メーカーの進出支援や投資コンサルティングを手がける。

バングラデシュでは縫製業以外の軽工業や小売り・サービス業への関心が高まり、現地法人設立が決定された。

将来的にはバングラデシュのIT人材の受け入れを含む仲介サービスも視野に入れている。

 みらいコンサルティンググループ(東京都中央区)は1日、バングラデシュの首都ダッカに現地法人を設立したと発表した。資本金は10万米ドル(約1,500万円)。軽工業を中心に日系メーカーの同国への関心が高まるとみて、主に進出支援や投資コンサルティング業務を手がける。

 現地法人の名称は「みらいコンサルティング バングラデシュ」。みらいコンサルティングの100%子会社となる。7月4日付で設立し、8月1日から営業を開始した。当初は、日本から従業員1人を派遣し、現地スタッフを合わせて5人ほどの陣容となる。

 みらいコンサルティングの広報担当者は1日、NNAに対し、「バングラデシュは縫製業が主力産業だが、今後、生活用品や日用消費財など他の軽工業にも広がるとみている」と話し、主要顧客となる中堅・中小企業からの引き合いも増えているという。小売り・サービス業も将来性が高いとし、現法設立を決めた。

 日系企業の進出支援や会計・税務、人事・労務に絡む課題解決、現地企業とのマッチングなども担う。将来的には、バングラデシュのIT人材を同国内のみならず、日本で受け入れるための仲介サービスも視野に入れている。