元通訳・水原一平被告の違法賭博事件で元締めの男が司法取引に合意 700人以上の顧客 年間6億円の利益も

AI要約

アメリカ司法省によると、元締めの男が違法賭博を運営した罪などを認め、司法取引に合意したことが明らかになった。

違法賭博の運営でボウヤー被告は6億円以上を得ており、最大で18年の禁錮刑が科される見込みだが、司法取引により減刑される可能性がある。

一方、大谷翔平選手の元通訳である水原被告は不正送金などの罪を認め、10月25日に量刑が言い渡される予定である。

ドジャース・大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告の違法賭博事件で、元締めの男が司法取引に合意し、違法賭博を運営したなどの罪を認めることが分かりました。

アメリカ司法省によりますと、マシュー・ボウヤー被告(49)は、少なくとも去年10月までの5年間、カリフォルニア州内の複数の場所で違法なスポーツ賭博を運営した罪や虚偽の納税申告をした罪など、3つの罪について問われています。

水原被告は700人以上いたボウヤー被告の顧客のうちの一人とされていて、ボウヤー被告を通じて、2年4か月の間に少なくとも1万9000回にわたり、違法賭博を行っていました。

ボウヤー氏は違法賭博の運営で2022年だけで400万ドル、日本円でおよそ6億円を得ていました。

ボウヤー氏には最大で18年の禁錮刑が科されますが、罪を認める司法取引に合意していて、減軽される見込みです。

一方、水原被告は6月に大谷翔平選手の口座から日本円でおよそ25億円を不正送金した罪などを認めていて、10月25日に量刑が言い渡される予定です。