北朝鮮、豪雨で人命被害か 韓国は支援申し出

AI要約

北朝鮮で7月下旬に発生した豪雨災害で、人命被害が発生した可能性があると報告されている。

大韓赤十字社が北朝鮮に支援物資提供の用意があり、支援を受け入れるよう呼び掛けている。

災害により鴨緑江が氾濫し、5000人が孤立する中、4200人がヘリコプターで救助されたが、人命被害の具体的な規模は不明。

 【ソウル時事】韓国統一省当局者は1日、北朝鮮で7月下旬に発生した豪雨災害により、「相当な人命被害が発生した可能性がある」との見方を示した。

 韓国の大韓赤十字社は同日、北朝鮮に必要物資を提供する用意があると表明。北朝鮮側に支援を受け入れるよう呼び掛けた。

 北朝鮮の朝鮮中央通信によると、7月27日に降った大雨の影響で、中朝国境を流れる鴨緑江が一部氾濫。平安北道新義州市などで住民約5000人が孤立した。約4200人をヘリコプターで救助したというが、人命被害の具体的な規模は伝えていない。