ウクライナ、8月から対外債務の支払いを一時停止

AI要約

ウクライナ政府は200億ドルの外貨建て国債の再編計画最終段階として、債務返済を一時停止する法律を発動。

8月から債務返済を停止し、民間債権者グループとの基本合意により、2年間の債務猶予合意が期限切れ直前の合意となった。

ウクライナはロシア侵攻による財政悪化で同盟国支援に依存する状況。

ウクライナ、8月から対外債務の支払いを一時停止

Yuliia Dysa Libby George Rodrigo Campos

[31日 ロイター] - ウクライナ政府は31日、200億ドルの外貨建て国債の再編計画の最終段階として、債務返済を一時的に停止することを可能にする法律を発動した。これに伴い、8月から債務返済を停止する。

ウクライナ政府は22日、200億ドルの外貨建て国債の再編について、民間債権者グループと基本合意に達したと発表していた。2022年に結ばれた2年間の債務猶予合意が期限切れとなる直前での合意となった。

ウクライナはロシアによる侵攻を受けて財政が悪化し、同盟国からの資金と軍事支援に大きく依存する状況となっている。