【異例】セーヌ川水質問題でトライアスロンが延期も実施へ…選手らへは朝4時に実施通知 雨影響で選手が自転車で転ぶ姿も
セーヌ川の水質悪化によるトライアスロンの異例の延期が解除され、競技が開催されることが決定されました。
競技が再開されたものの、選手がコンディション調整に苦労したことや、水質に対する関心が高まっている状況が続いています。
男子競技が昨日延期されていたため、特に調整が難しかったとされ、今後も混合リレーの競技が控えています。
競技会場となるセーヌ川の水質悪化で、異例の延期となっていたトライアスロン。
大会組織委員会は、最新の水質検査の結果が基準を満たしたとして、競技の実施を発表しました。
フランス・パリから、宮司愛海キャスターが最新情報をお伝えします。
現地時間31日午前8時、日本時間31日午後3時から女子の競技が始まりました。
このあとすぐに、男子の競技も始まる予定です。
実際に街の様子がどうだったかというと、シャンゼリゼ通り沿いや凱旋門前などに、たくさんの観客が詰めかけていて、多くの歓声が上がっていました。
──少し濁っているように見えたが、その辺りは?
こちらでは夜から朝にかけて雨が降りました。
組織委員会は「水質の基準はクリアした」とコメントしていて、この競技に至りました。
ただ、中には選手が自転車で転ぶような姿もありました。
──選手の目線からすると、一度延期になり、いつ開催されるのかと、コンディションの調整が相当大変だったと思うが、開催はいつ知った?
選手の皆さんは今日の朝4時に開催されることを知ったということで、調整面でも、とても大変な面があったと思います。
特に男子は昨日の競技が延期になっていますので、調整の難しさがよりあったんじゃないかと感じます。
また、このあと8月5日にも混合リレーの競技が行われます。
まだまだ水質について関心の高い状況は続きそうです。