ロシア、ウクライナ首都に大規模無人機攻撃
ウクライナの首都キーウに大規模なロシア軍の無人機攻撃が行われたことが明らかになった。
ウクライナの防空システムは30機以上のドローンを破壊した。
ロシア軍は複数の方向からキーウを攻撃し、死傷者や被害は現時点で報告されていない。
[キーウ 31日 ロイター] - ロシア軍がウクライナの首都キーウ(キエフ)に大規模な無人機(ドローン)攻撃を仕掛けたと、キーウの軍当局トップ、セルヒイ・ポプコ氏が31日、明らかにした。
ウクライナの防空システムが同日午前6時30分(日本時間午後12時30分)までに30機以上のドローンを破壊したという。同氏は通信アプリ「テレグラム」に、ロシアのウクライナ侵攻開始以降で攻撃型無人機を使った最大級の攻撃だったと投稿した。
また、キーウで死傷者や被害は現時点で報告されていないとした。
ロシアの国営通信社はウクライナにいるロシア人兵士の話として、ウクライナ国内数カ所にある軍の空港と倉庫を標的に攻撃が行われたと伝えた。
キーウのクリチコ市長はテレグラムへの投稿で、同市が複数の方向から攻撃を受けたと述べた。