金弘傑前議員、故・金大中元大統領の旧邸宅を11億円で売却

AI要約

金大中元大統領の三男である金弘傑と民主党前議員が自宅を100億ウォンで売却した。

土地と住宅を含む売却額が100億ウォンで、住宅は金大中元大統領が過ごした場所として知られていた。

金弘傑氏は相続税支払いのために売却を決め、この住宅は1961年から2009年まで金大中元大統領の住まいだった。

金弘傑前議員、故・金大中元大統領の旧邸宅を11億円で売却

 故・金大中(キム・デジュン)元大統領の三男の金弘傑(キム・ホンゴル)共に民主党前議員がソウル市麻浦区東橋洞の自宅を100億ウォン(約11億円)で売却した。

 本紙が30日に登記簿謄本を確認したところ、金弘傑氏は今月2日に自宅の所有権を別の3人に移転したことが分かった。土地と住宅を含む売却額は100億ウォンだった。

 この住宅は金大中元大統領が政治活動を行っていた当時のほとんどを過ごした場所で、「東橋洞系」という言葉もここから使われるようになった。

 住宅を所有していた金弘傑氏は「税務署から巨額の相続税を支払うよう督促を受け、やむを得ず昨年売却を決めた」「あくまで私的な問題だ」と説明した。

 金大中元大統領は5・16軍事政変が起きた1961年からここに住居を構え、米国亡命、英国留学、約2年間の一山での生活を除き2009年8月に他界するまでずっとこの住宅で過ごした。

コ・ユチャン記者