対中制裁関税上げ延期 EV、鉄鋼など、意見を検討 米通商代表部

AI要約

米国は対中制裁関税の引上げ延期を決定した。

1100件以上の意見を検討した結果、最終決定は8月中に行われる予定。

対中関税の適用時期は約2週間後となる見込み。

 【ワシントン時事】米通商代表部(USTR)は30日、8月1日に予定していた電気自動車(EV)や鉄鋼などへの対中制裁関税の引き上げを延期すると発表した。

 一般や業界などから寄せられた1100件超に上る意見を検討するためと説明している。

 USTRは、意見公募の結果を踏まえ、8月中に改めて最終決定する方針。適用時期はそれから約2週間後となる見通しだ。