パリ五輪 セーヌ川で開会式 200以上の国と地域の選手らが85隻の船に乗ってパレード 最後にセリーヌ・ディオンさんが「愛の讃歌」熱唱

AI要約

パリオリンピック™の開会式がセーヌ川で行われ、大規模なパレードやパフォーマンスが繰り広げられました。

聖火リレーが行われ、セリーヌ・ディオンさんが感動的なパフォーマンスを披露し、観客は最高潮に盛り上がりました。

開会式を楽しむ観客たちは雨の中でも傘を差しながら素晴らしい時間を過ごしました。一方、TGVの放火事件による影響もあったが、移動手段の提供は確保されています。

パリオリンピック™の開会式がセーヌ川で行われ、雨にもかかわらず、観客たちが傘を差しながら歓声を上げました。

日比麻音子キャスター

「手拍子が始まりました。いよいよ開会式が始まります」

開会式は26日夜、パリのセーヌ川で行われ、200以上の国と地域の選手らが85隻の船に乗ってパレードしました。2000人のアーティストが参加し、アメリカの人気歌手レディー・ガガさんらがパフォーマンスを披露。

聖火リレーの最終ランナーが火を灯すと、気球のような形の聖火台はゆっくりとパリの夜空にあがりました。

最後は、難病の治療で音楽活動から遠ざかっていたセリーヌ・ディオンさんが「愛の讃歌」を熱唱すると、盛り上がりは最高潮に達しました。

記者

「アパートの上の階から見ていますね」

スタジアム以外での開会式は夏のオリンピックでは史上初めてで、雨の中、大勢の観客が傘をさしながら楽しんでいました。

「雨が降ってもきれいでした、素晴らしかったです。良い思い出になりました」

「フランスの船を楽しみにしていて、ようやく最後に来ました。各選手団のコスチュームを見られて本当にきれいでした」

一方、開会式当日に3つの路線で、線路わきのケーブルなどが放火された高速鉄道TGVでは、復旧活動が続けられています。完全復旧するのは週明けの見通しですが、フランス国鉄は「オリンピックの全ての代表団の移動手段は提供される」としています。