「慰安婦は詐欺」「嘘つき」と掲げて名誉毀損…韓国警察・保守団体代表ら送検

AI要約

元従軍慰安婦のイ・ヨンスさんを侮辱した保守系市民団体が名誉毀損の疑いで警察に送致された。

イ・ヨンスさんが告訴した内容は、集会中に慰安婦を侮辱する内容を掲げて攻撃したというもの。

元慰安婦支援団体は警察の決定を歓迎し、日本軍慰安婦被害者の尊厳と歴史的正義の回復を期待している。

「慰安婦は詐欺」「嘘つき」と掲げて名誉毀損…韓国警察・保守団体代表ら送検

【07月26日 KOREA WAVE】韓国人の元従軍慰安婦であるイ・ヨンス(李容洙)さんを侮辱したとして、ソウル鍾路警察署は今月11日、保守系市民団体「慰安婦法廃止国民行動」のキム・ビョンホン(金柄憲)代表ら5人を名誉毀損の疑いでソウル中央地検に送致した。同署が25日明らかにした。

ソウルの日本大使館前では毎週水曜日、元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)が「水曜集会」を開いている。

この集会の際、「慰安婦法廃止国民行動」が周辺で「慰安婦は詐欺」「嘘つき」など、侮辱的表現と虚偽事実を掲げて攻撃したとして、イ・ヨンスさんが2022年3月16日に告訴していた。

正義連は25日に論評を出し「遅ればせながら下された警察の判断だ。反人権的行動を躊躇しない者たちが必ず、迅速に法の裁きを受け、日本軍『慰安婦』被害者の名誉と尊厳が守られ、歴史的正義が回復されることを期待する」と訴えた。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News