地滑りの死者500人か エチオピア南部、捜索続く

AI要約

国連人道問題調整室によると、エチオピア南部ゴファで起きた大雨による地滑りで死者が500人に達する可能性がある

捜索活動が続く中、地滑りの被害が拡大し、257人が死亡が確認されている

エチオピアでは雨期に地滑りが多く発生し、対策が必要とされている

 【ナイロビ共同】国連人道問題調整室(OCHA)は25日、エチオピア南部ゴファで21~22日に起きた大雨の影響とみられる地滑りに住民らが巻き込まれ、死者が計500人に達する可能性があると明らかにした。地元当局の情報としている。現場では捜索活動が続き、これまでに257人の死亡が確認された。

 現場では最初の地滑りの後、救助活動中に新たな地滑りが発生した。捜索に当たっていた警察官や地元住民が巻き込まれて被害が大幅に拡大したとみられる。

 エチオピアでは7月からの雨期に例年地滑りが頻発し、対策が課題となっている。