死者229人に増える エチオピア南部の地滑り 救助活動中に2度目の地滑りで被害拡大
エチオピアで2度の地滑りが発生し、229人が死亡しました。21日から22日にかけて、南部ゴファで発生した地滑りによる犠牲者は急増しました。
現地では子どもや妊婦、警察官などが犠牲となりました。豪雨の影響で救助活動中に2度目の地滑りが発生し、被害は拡大しています。
WHOが緊急の支援チームを派遣し、被害者とその家族に思いを寄せていることが明らかになりました。
アフリカ東部にあるエチオピアで起きた2度の地滑りによる死者が増え、229人に上っています。
エチオピアの南部ゴファでは、21日から22日にかけて2度の地滑りが発生しました。
地元当局の発表によりますと、死者は急増し、これまでに229人になったということです。
子どもや妊婦のほか、警察官が含まれているとしています。
被害が拡大したのは、豪雨の影響で起きた地滑りの現場で救助のために地元の住人や警察官らが集まっていたところに2度目の地滑りが発生したためだとしています。
WHO(世界保健機関)は「被害に遭われたすべての家族に思いを寄せる」とコメントを発表し、緊急の保険支援をするためチームを派遣したと明らかにしました。