ベトナム最高指導者の国葬始まる 菅前首相らが追悼

AI要約

ベトナムの最高指導者グエン・フー・チョン共産党書記長の国葬が始まった。25日から26日にかけて行われ、要人や各国首脳が参列する中、ハノイのマイジック墓地に埋葬される。

国葬には党内序列2位のトー・ラム国家主席や3位のファム・ミン・チン首相も出席。チョン氏らしさを反映した簡素な祭壇が設置され、追悼者が手向けや手を合わせる様子が描かれた。

日本の菅義偉前首相や韓国の韓悳洙首相も追悼に訪れ、国家葬儀場では国旗や花で囲まれたひつぎが安置されていた。

 【ハノイ共同】ベトナムの首都ハノイで、19日に80歳で亡くなった最高指導者グエン・フー・チョン共産党書記長の国葬が25日始まった。ひつぎが安置された国家葬儀場には党内序列2位のトー・ラム国家主席ら新旧の要人が参列。日本の菅義偉前首相や韓国の韓悳洙首相らも追悼に訪れた。国葬は26日の追悼式典まで続き、ハノイのマイジック墓地に埋葬される。

 序列3位のファム・ミン・チン首相も出席。建物内の奥に安置されたひつぎには国旗がかけられ、周囲に黄色を基調とした花が飾られた。清廉なイメージのチョン氏らしく祭壇は簡素なつくり。ラム氏らは線香を手向けて手を合わせ遺影に向かって頭を下げた。