「インサイド・ヘッド2」、世界興収がアニメ映画歴代1位に 「アナ雪2」抜く

AI要約

米ディズニーとピクサーが手掛けたアニメ映画「インサイド・ヘッド2」が世界市場で歴代1位の興行収入を記録し、映画業界に追い風をもたらしている。

インサイド・ヘッド2は公開からわずか19日間で10億ドルの興行収入を達成し、アニメ映画として史上最速の記録を樹立した。

映画は米国だけでなく欧州やアジア、中東でも大きな成功を収め、南米諸国でも興行成績首位を獲得している。

「インサイド・ヘッド2」、世界興収がアニメ映画歴代1位に 「アナ雪2」抜く

(CNN) 米ディズニーとピクサーが手掛けたアニメ映画「インサイド・ヘッド2」の世界市場の興行収入が14億6000万ドル(約2200億円)に達し、アニメ映画として歴代1位となった。ディズニーが24日、明らかにした。これまで首位だった「アナと雪の女王2」(2019年)を抜いた。

夏の映画シーズンのスタートが低調だった映画業界にとっては追い風となっている。映画業界には依然として、昨年の俳優組合などによるストの影響が残っている。

インサイド・ヘッド2は先月公開で、わずか19日間で興行収入が10億ドルを突破した。公開から19日間での興収10億ドル突破はアニメ映画として史上最速だった。公開から6週目に入り、すでに興行収入が歴代で13位となった。

全米の映画館の売り上げや上映時間などの情報収集を行っている「ボックス・オフィス・プロ」の幹部ダニエル・ロリア氏は、欧州やアジア、中東、米国などで映画としては信じられない数字を記録していると指摘。米市場だけでなく、世界全体の映画館にとって素晴らしい成功の物語だと述べた。

同作品は、ブラジルやメキシコ、コロンビア、チリ、ウルグアイでも興行成績首位を記録している。