モスクワで自動車爆発、ロ軍情報機関職員が負傷=現地紙

AI要約

モスクワ北部で爆発があり、軍情報機関の職員が負傷。容疑者は逃亡し、トルコで拘束された。

爆発で男性の足が吹き飛び、他に5台の車も損傷。捜査は刑事事件として行われている。

負傷した男性はロシア軍情報総局(GRU)所属の職員であることが判明。

モスクワで自動車爆発、ロ軍情報機関職員が負傷=現地紙

[モスクワ 24日 ロイター] - ロシアの首都モスクワ北部で24日、自動車爆弾が爆発し、軍情報機関の職員が負傷した。現地紙コメルサントが報じた。

ロシア内務省は何らかの装置で引き起こされた爆発で2人が負傷し、刑事事件として捜査していると明らかにした。

連邦保安局(FSB)のボルトニコフ長官は通信アプリ「テレグラム」で、容疑者がトルコに逃亡したとし、身柄引き渡しを求めていると述べた。

トルコのイェルリカヤ内相はその後、モスクワから空路で入国したロシア人容疑者をボドルムで拘束したとXに投稿した。

ロシアメディアが公開した映像には、軍情報機関職員が女性と乗り込んだ車が間もなく爆発する様子が映っている。

コメルサントによると、負傷した男性はロシア軍参謀本部情報総局(GRU)に所属している。治安機関に情報源を持つメディア「バザ」も男性はGRU職員だと伝えた。

国営通信タスによると、負傷した女性はこの職員の妻で、爆発で男性の足が吹き飛ばされた。また、他に5台の車が爆風で損傷したという。

ロイターは報道の内容を独自に確認できていない。