世界の平均気温が史上最高、2日連続で記録更新=EU機関

AI要約

欧州連合の気象情報機関が22日の気温が観測史上最高となり、世界の地表の平均気温が前日の記録を塗り替えたことを発表。

独ライプチヒ大学の気候学者は、22日の気温が過去数万年で最も高い可能性があると指摘。

エルニーニョ現象の影響がない中で、今回の記録更新が注目されている。

世界の平均気温が史上最高、2日連続で記録更新=EU機関

Gloria Dickie

[ロンドン 24日 ロイター] - 欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は22日の気温が観測史上最高となり、前日の記録を塗り替えたと発表した。

世界の地表の平均気温は速報値で17.15度と、前日の記録を0.06度上回った。

独ライプチヒ大学の気候学者カルステン・ハウスタイン氏は「(22日は)世界平均気温の絶対値として最高記録を打ち立てたかもしれない」と述べ、過去数万年で気温が最も高かった可能性があると指摘した。

エルニーニョ現象の影響がない中で記録が更新されたのは「注目に値する」と語った。