韓国 きょうのニュース(7月24日)

AI要約

北朝鮮が再びごみ風船を散布し、韓国大統領室敷地にも落下した。

朝鮮半島上空に「ダブル高気圧」があり、猛暑が続く見通し。

病床数300以上の病院では来月から「臨終室」の設置が義務付けられる。

韓国 きょうのニュース(7月24日)

◇北朝鮮がまたごみ風船散布 韓国大統領室敷地にも落下

 韓国軍合同参謀本部は24日、北朝鮮が同日午前6~7時ごろから紙くずなどをぶら下げた風船を韓国に向けて飛ばしたと明らかにした。北朝鮮は今年5月28日から風船を散布している。今回が10回目で、今月21日以来となる。風船はソウル・竜山の大統領室庁舎の敷地内にも落下した。大統領室庁舎の敷地で北朝鮮の風船が発見されるのは初めて。大統領警護処は危険性がないことを確認し、回収したと明らかにした。

◇朝鮮半島上空に「ダブル高気圧」 猛暑続く見通し

 気象庁によると、朝鮮半島上空に北太平洋高気圧とチベット高気圧が張り出し、しばらくの間猛暑が続く見通しだ。24日と25日の午後から夕方にかけては、高気圧の影響でにわか雨が降ると予想される。26~28日には北太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、非常に激しいにわか雨が降る。26日の降水量は済州島と南海岸で最大120ミリを超える恐れがある。

◇病床数300以上の病院 来月から「臨終室」設置義務付け

 来月から病床数300以上の病院で「臨終室」の設置が義務付けられる。保健福祉部は24日、医療機関内に臨終室の設置を義務付ける内容の医療法施行規則が施行され、来月1日から新設される病床数300以上の総合病院と療養型病院は1室以上の臨終室を設置しなければならないと発表した。既存の病院に対しては1年の猶予期間を与える。「臨終室」は、病状が急変し臨終が近づいた患者が家族や知人と共に尊厳を保ちながら死を準備し、心理的に安定した状態で最期の瞬間を迎えることができる空間だ。

◇5月出生数2.7%増 8年半ぶり2か月連続増

 統計庁が発表した「人口動向」によると、今年5月の出生数は1万9547人で、前年同月比2.7%(514人)増加した。521人増えた4月に続き、2か月連続での増加となった。出生数が前年同月比で2か月連続増加したのは8年6か月ぶり。昨年、5月としては過去最低を記録したことによる反動増とみられる。5月の死亡数は2万8546人で、前年同月比1.2%減少した。減少は4か月ぶりで、新型コロナによる死者が減ったことが影響した。