民主党は予備選実施を、ブラック・ライブズ・マターが要求

AI要約

民主党全国委員会への要求やハリス氏の支持固めについて述べられている。

BLMのシャロミア・バワーズ氏の発言やハリソン委員長の声明に焦点が当てられている。

バイデン氏とハリス氏の関係、予備選に対する異議申し立てなどが記されている。

Gabriella Borter Bianca Flowers

[23日 ロイター] - 人種差別に抗議する運動「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命は大切だ)」は23日、民主党全国委員会(DNC)に対し、8月の全国党大会に先立ち全米で非公式のオンライン予備選を直ちに開催するよう求めた。

候補指名を代議員に委ねず、一般有権者の参加を認めるよう要求。「バイデン大統領が前例のない形で撤退した」とし、「民主主義の保全と黒人有権者の声を守るために果断な行動が必要だ」と訴えた。

バイデン氏が後継候補にハリス氏を推すと表明して以降、ハリス氏は着実に支持を固め、指名獲得に必要な代議員数を確保した。

同氏の陣営は21日以降に1億ドルを調達し、一部は黒人指導者らの急速な動員によって集めた。

BLMのリーダー、シャロミア・バワーズ氏は「ハリス氏にノーと言っているわけではない」とロイターに述べ、「プロセスにイエスと言っている。黒人が意見を述べられるようにすることにイエスと言っているのだ」と強調した。

DNCのハリソン委員長は22日、大統領候補を8月7日までに選定すると表明した。