《トランプ暗殺未遂》自衛隊は「台湾有事で自主防衛」国民は「増税」で戦争支援...「トランプ再選」で日本に起きること

AI要約

ドナルド・トランプ前大統領が暗殺未遂事件を乗り越え、11月の米大統領選に優位に立つ情勢が報じられている。

事件が日本にも影響を与える可能性があり、沖縄ではトランプ再選に賛否両論がある。

トランプ再選は台湾情勢や日米安保条約にも影響し、有事に巻き込まれる可能性があると指摘されている。

《トランプ暗殺未遂》自衛隊は「台湾有事で自主防衛」国民は「増税」で戦争支援...「トランプ再選」で日本に起きること

暗殺未遂事件により優勢に転じたことが報じられているドナルド・トランプ前大統領。11月に行われる米大統領選は日本にとっても無関係ではない。米軍基地が集中している沖縄県では複雑な思いでこのニュースを受け止めている。

前半記事「《トランプ暗殺未遂》「むしろバイデン継続なら沖縄は戦場に...」共和党支持の米軍人がトランプ再選を願う「理由」」に引き続き、専門家に聞いた。

13日(日本時間14日午前)、米共和党のドナルド・トランプ前大統領が米ペンシルベニア州で開かれていた集会で、演説中に銃撃された。

奇跡的にかすり傷だけですんだトランプ前大統領。間違いないのはこの事件がトランプ前大統領にとって、選挙戦の追い風になることだ。

米大統領選挙は日本にとっても重要な意味合いを持っている。もし、トランプ前大統領が大統領に返り咲けば有事に巻き込まれる恐れがあるからだ。

トランプ再選は緊迫する中国と台湾情勢にも密接に関わっている。台湾に最も近い沖縄の米軍は台湾有事が勃発すれば無関係ではいられなくなる。

米軍基地や日米安全保障条約に詳しい沖縄国際大学の前泊博盛教授(日米安保論)は次のように説明する。

「バイデン氏が続投した場合、沖縄の米軍基地に戦闘機を配備強化し、日本も戦争へと牽引するとの情報も流れている。バイデン氏は台湾有事を仕掛け、日本は中台戦争に巻き込まれる危険性も指摘されている。むしろ、トランプ氏が再選するとその流れは止まるとの期待があるんです」

実は中国や北朝鮮、ロシアとのチャンネルを持っているのはトランプ前大統領だという。

「米軍の中で共和党支持者が多いのは民主党政権に比べ、戦争をしないからですよ。彼らだって死にたくない。戦争を仕掛けない政権、つまり共和党出身の大統領になれば大事にしてくれるんじゃないか、という期待がある」(前出・前泊教授、以下「」も)

トランプ氏のイデオロギーは二の次。戦争になるか、ならないか。生きるか、死ぬか。軍人には死活問題だ。